祇園祭

日本三大祭りに数えられる京都の祇園祭、その始まりは疫病祓い・五穀豊穣の祈りです。

祇園祭は、それまで行っていた7月17日の32基の巡行を2014年から7月17日前祭の23基、7月24日後祭の10基と分かれて行わるようになりました。東山を借景に鉾が御池通を進んできます。

この写真は、2014年前ですので32基の巡行時のものです。 長刀鉾が新町通りまで近づいてきました。

祇園祭の巡行出発点は、四条烏丸ですが、祭当日ここは見物客で溢れかえります。剛力さんが稚児さんを肩に乗せ鉾からおろします。

当時まだ、祇園祭見物の穴場であった新町御池での撮影です。ここは式的には注連縄切りを除き四条烏丸と全く同じ内容が行われます。違いは稚児さんが登らず剛力さんに乗って鉾から降りてくることです。

御池通りから新町通りに入りますので、ここでも辻回しが行われます。曳き方が綱を持って構えます。

ここで90度方向を変えます。音頭方の合図で曳き方が綱を 力強く引きます。

もうひとつの穴場、新町通り。四条通りのように遠目での見物でなく、目の前を山鉾が通っていきます。

細い通りの両サイドに電柱がありますので、屋根方さんの腕の見せ所となります。。

屋根方さん、カッコいいですね。

ここを通り山鉾は自分の鉾町へと帰っていきます。